妻有ポーク

妻有ポークは新潟県越後妻有地域(十日町市・津南町)で育てられる銘柄豚。
新潟県の中越地方にあたる越後妻有地域は、魚沼産コシヒカリの産地として知られています。
山々に囲まれ信濃川が流れる、自然豊かな土地です。

田園風景

雪山

口溶け32℃のとろける食感
口いっぱいに広がるお肉の旨み

妻有ポークのしゃぶしゃぶ

妻有ポークの最大の特徴は、その脂身にあります。
妻有ポークは脂身の溶ける温度が非常に低く、一般的な豚肉が38℃前後に対し、32℃と人肌でも融けてしまうほどです。口の中にいれると自然にとろけ、芳醇な旨みと甘みが口いっぱいに広がります。
肉質はきめ細やかで柔らかく、豚肉特有の臭いを全く感じません。
特に当社のバラ肉をしゃぶしゃぶで食べられた方からは驚きの声を多くいただいています。

安全性への絶対の自信
子豚の頃から無薬飼料で育つ豚

自然

妻有ポークは子豚の頃から抗生物質を与えずに育てられます。
豚の病気の予防のために行う抗生物質の投与ですが、なぜ妻有ポークは投与せずに育てることができるのか。
それはこの妻有地域が「オーエスキー病」や「PRRS」といった、豚の特定疾病の清浄地域だからです。

この土地に絶対に病気を入れない

信濃川

平成元年、オーエスキー病が猛威を振るい、全国各地で多くの豚が命を落とす中、何かできることは無いかと養豚農家が集まり「絶対、病気は入れない」を合言葉に「中魚沼・十日町防疫対策協議会」を立ち上げました。他に先駆け、県内初の「隔離豚舎」の設置を行い、管内以外の全ての導入豚を徹底的にチェック、全国的にも稀少な予防策を講じ、地域ぐるみの防疫体制が早期に確立されたことから、妻有地域は長年、浄化地域として守られてきました。

花田養豚場

病気自体がなければ抗生物質は必要ありません、妻有ポークは生産者の長年の努力によってこれまで守られてきました。

豚舎は原則立入禁止
取材等もお断りしています

豚を病気から守るため、妻有ポークが育てられる豚舎へは原則立ち入り禁止とされ、メディア等の取材はもちろんの事、妻有ポークを取り扱う私たちでも入ることができないほど厳格に管理されています。そのため、豚舎内の写真等は生産者に撮影してもらっています。

徹底した衛生管理

養豚経営を取り組むうえで、衛生管理が最重要課題であることから、早期に家畜保健衛生所の指導の下、HACCP方式を導入し、各農場にあった衛生管理マニュアルの作成、HACCP方式の考え方を導入した衛生管理体制を確立したことで、平成16年には新潟県のクリーンポーク生産農場の第1~10号に妻有畜産グループの農場が認定されました。
その安全性から、十日町市内の全小中学校の学校給食にも妻有ポークは採用されています。

飼料にも徹底したこだわり

全農の中でも最高級の飼料をさらに改良した、独自の「妻有エクセレント」という特別な飼料を与え育てられます。一般的な商業養豚では子豚を早く太らせるために動物性たんぱく質を与えますが、妻有ポークは動物性たんぱく質を一切含まない、穀物主体の飼料にビタミンやミネラルなどを加えた飼料を与え、栄養バランスに気を配ることで味と質にこだわっています。

妻有ポークの生産者達

妻有ポークを育てるのは、妻有畜産グループの全9農場です。
長年に渡る地域全体での防疫体制と衛生管理体制の確立が高く評価され、「第36回日本農業賞大賞」を受賞。
2013年に一度開催された、全国銘柄豚食べ比べコンテスト「丸の内オリンピッグ2013」では、投票審査にて栄えある第1位を獲得しました。
2019年には妻有畜産の構成員である花田養豚場が農林水産大臣賞を受賞しました。

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